金の糸 千代田区 美容整形 ビューティークリニック 美しさと若さを求める方に対して常に最善を尽くします。各種保険取扱

内山九段クリニック
金の糸は、一度入れたら10年あなたの肌に若さと美しさをもたらします。
金の糸とは 金の糸の特長 当院の特長と価格 Q&A Before&After クリニック紹介
Q & A
Q&A
 金の糸美容術に対して代表的質問と回答を述べます
【術前】
1
、誰でも受けられますか?

2
、金属アレルギーを持っていても出来ますか?

3、高齢者でも効果がありますか?
4
、顔・首のタルミやほうれい線のシワが気になるのですが・・・

5、目の周囲の小じわ、クマは良くなりますか?また口まわりのシワも気になるのですが・・
6、上眼瞼のたるみが気になるのですが・・
7
、シミは消えますか?

8、顔・首以外にも金の糸を入れることができますか?
9、ニキビにもよいと聞きましたが。
10
、施術前に注意することはありますか?

11、以前ヒアルロン酸、コラーゲンを注射しましたが、金の糸は出来ますか?
12、休みが数日しか取れないのですが・・・
13、ほとんど腫れない金の糸美容術もあると聞きましたが・・・
14、金の糸美容術に否定的な意見も聞きますが・・・
15、以前他施設で金の糸美容術を受けました。いわゆるロシア式です。更に金の糸を足すことは出来ますか?

【術中】
16、施術中痛くはないですか?
17
、麻酔が効きにくい体質なのですが・・・・

18、非常に痛みに弱いのですが・・・・
19
、時間はどのくらいですか?

20、何故吸収糸も入れるのですか?

【術後】

21
、入院は必要ですか?

22、腫れは起きますか?
23、術後痛みはありませんか?
24
、通院は必要ですか?

25、日常生活の注意点はありますか?
26、お化粧はいつから可能ですか?
27、効果はどのくらいで出てきますか?
28、何故効果が510年で切れるのですか?
29、何か特別な手入れは必要ですか?
30、傷跡は残りますか?
31
、たまに金の糸が出てくると聞きましたが・・・

32
、金の糸美容術後、光線治療(レーザーやIPLなど)を受けても大丈夫ですか?

33、レントゲン写真、CT検査MRI検査に写ると聞きましたが・・・
34、何か体に悪影響はありませんか?  
  【術前】
1、 誰でも受けられますか?
  答え:はい、妊娠中の方を除き基本的にはどなたでも可能です。しかし高齢者、肝臓、腎臓、心臓などに疾患を有する方には事前に血液検査や心電図などの検査を受けて頂きます。その結果によっては麻酔の関係で金の糸を断念していただくこともあり得ます。また金の糸美容術が”出来ない”のではなく、”お勧め出来ない”ケースとしましては、
@ 多忙な方 (質疑12参照)s
A 重度のタルミや深いシワの改善を強く求める方 (金の糸の効果参照)
B ステロイドやその他の免疫抑制剤、抗がん剤を使用中の方 (金の糸の機序・作用参照) 
C 何らかの慢性疾患を有し主治医が金の糸美容術に否定的な方  
D 金の糸を入れようとしている部位にヒアルロン酸やコラーゲンなどを注入して間もない方(質疑11参照)
E 好んで日焼けを求める方
F 金の糸を入れたことを絶対知られたくないと思う方(質疑33参照)
G 金の糸美容術に過度の期待を抱く方
H 疑問を抱きながら未解決の状態でも受けようと思っている方
I ヘビースモーカーの方(質疑25参照)
J 妊娠中の方
と考えています。
 
2、金属アレルギーを持っていても出来ますか?
  答え:アクセサリー等に用いられている金は殆どが18金で金以外の金属がアレルギーの原因と考えられています。一方金の糸美容術では、99.99%の金を用いますので、アレルギーの可能性は極めて低いといえます。しかし念のため金線1、2本でのテスト(パッチテストではなく、皮内テストです)を行い、1−3ヵ月後に判定します。今まで陽性例はいませんでした(2005, Doyle Eら)。
3、高齢者でも効果がありますか?
 答え:はい、効果は出ます。金の糸美容術は、免疫能を利用し自らの若返りの力を引き出すものです。極端に全身状態の悪い方やステロイドなど免疫抑制剤を長期に服用している方などを除き、ほとんどの方に効果を認めます。自験例で最高齢者は73歳でしたが効果(若返り)を認めました。ただどんな治療にも言えることですが、効果の程度には個人差があります。また金の糸美容術の機序からすれば、一般には「同じ個体なら若い方が(免疫能力が高いため)効果は高い」と理論上言えると思います。
4、顔・首のタルミやほうれい線のシワが気になるのですが・・・
 答え:タルミだけが気になるのならリフトの方が良いと思います。金の糸美容術は引き上げる治療ではありません

しかし、ほほ・あご・首に高密度に埋入することにより肌を引き締め、タルミを軽度改善させることは可能です。ほうれい線も、同じ理由で浅くなります。(Before&After症例1,3,6)時々海外のサイトで,劇的に変化している写真を見ます。同業者として感嘆の目と、正直、猜疑心も抱かない訳ではありません。(金の糸美容術以外にも治療を加えているのではないか?とつい思ってしまいます)。自分自身の技術の至らなさを省みず言うのはおこがましいと言われてしまいますが、金の糸美容術で大きな形の変化はかなり厳しいと思います。私が出会ったモスクワ医師の施設での症例写真(http://www.lastrada.ru/en/services/gallery.html)(http://www.lastrada.ru/en/services/exoderm.html:ディープケミカルピーリング症例)(http://www.lastrada.ru/en/services/wpeel.html:中等度のケミカルピーリング症例)では、劇的に変化しているのは金の糸美容術ではなく、非常に強いケミカルピーリングや極端な体重減少によって得られたものでした。(深いピーリングは日本人にはとても無理ですが、それにしても驚異的結果です) ただBefore&After症例の程度の改善はフルバージョンなら可能です。
5、 目の周囲の小じわ、クマは良くなりますか?また口まわりのシワも気になるのですが・・
  答え:私は目の周囲にも口回りにも金の糸を埋入します。目周囲のちりめん状のシワは、皮膚の保湿成分(天然保湿成分やセラミドなど)が減った事も一因と考えますが、金の糸を入れると血流量増加が起き、その結果、表皮の代謝が高まって症例写真Before&After症例2,4,6)のように改善します。
6、上眼瞼のたるみが気になるのですが・・
  答え:上眼瞼でも外側のタルミに対し、目尻に細かく入れた症例では若干ですが改善を認めました。しかし上眼瞼中央・内側のタルミに対しては元々埋入しないので改善しません。やはり上眼瞼は、タルミ取りや埋没法が良いと思います。
7、シミは消えますか?
  答え:いいえ、跡形も無く消えることはないと思います。毛細血管の新生・拡張で血のめぐりが良くなり、肌の新陳代謝が上がることによりメラニンの排泄も進みます。また、金の糸は真皮内でマクロファージ゙という免疫細胞を導きますが、このマクロファージ゙がメラニンの一部を貪食すると考えています(メラニンを食べるマクロファージ゙”メラノファージ”と言います)。シミの場合、メラニンが存在するのは基本的には表皮ですので、真皮上層のメラノファージの働きを期待するなら、金の糸を入れる時も比較的浅い部位に入れる必要があると思います。シミが薄くなる事と同じ理由で顔全体の美白化Before&After症例1,6)も得られます。美白作用の強さ・時期は、フルバージョン(数ヶ月)>ライトバージョン(半年)>ロシア式(半年以上)のようです。
8、顔・首以外にも金の糸を入れることができますか?
  答え:はい、できます。極論すれば全身どこでも入れられると思います。しかし実際に顔・首以外で行われる部位は、手の甲(指も含む)、デコルテ、二の腕などです。私はそれ以外に肘・大腿・殿部にも入れた経験があります。手の場合、顔に比べて効果が遅い印象を受けます。おそらく
 @元々顔・首ほど血流量が多くないこと
 A表皮の角質層が顔・首ほど薄くない(顔は約10層、手の甲は約14−15層)こと
 B日頃から顔ほど気を遣って手入れをしていないこと
などが理由かと思っています。ロシアでは更に腹部や背中にも入れています。二の腕、腹部などに入れる目的は美肌というより、主に肌の引き締めが目的となります。またセルライトにも有効として金の糸美容術を行っている施設も有るようです。
9、ニキビにもよいと聞きましたが。
  答え:はい、その通りです。私の予想以上の効果を得ています。しかしニキビの治療は、抗生剤・ビタミン・ローションなどの治療から、ケミカルピーリング(含レチノイン酸)、光治療等様々なものがあります。また医療だけでなく化粧品や日常生活・食生活の改善、ストレスの軽減でも改善することはしばしば聞く話です。私はニキビが本治療の適応になるとしたら
 @先に述べた治療では中々良くならない方 
 A先に述べた治療の継続が困難な方(例えば、薬の副作用が出たとか、トレチノイン酸で痛みが強いなど)
 Bニキビ以外にも肌の悩み事が複数あって同時に治したいと思っている方、
がその対象となると考えています。
今まで何も治療を受けていない方は、まず皮膚科での治療を選択される事をお勧めします。

一般に乾燥肌の方が金の糸美容術を受けると、一時的(2,3ヶ月)ではありますが、かえって皮脂が多く分泌されることがしばしば認められます。実際に十何年かぶりにニキビが出来たという方もいます。(相反することですが、毛穴が開いている肌ではむしろ引き締まってきます) 当初はこのような経験から、特に重度なニキビにはむしろ躊躇することもありました。しかし患者の強い要望もあり十分なインフォームドコンセント(説明と同意)の後に実際に行ってみますと、不思議なことにニキビが悪くなることはありませんでした(重度ニキビ症例14例/2006年10月時点)。Before&After症例5)おそらくは金の持つバクテリア繁殖抑制能がニキビを出来にくくしているのだろう、表皮代謝亢進が角栓を出来にくくしているのだろう事と考えていますが、細かい機序は私にはまだ分かりません(海外のサイトには「皮脂腺の活動を正常化する」と記載されています。確かに乾燥肌の方は一時期皮脂の分泌が盛んになり、油肌の方は分泌が減少しますので、そう思えるのですが学術的裏付けは記載されていません)。また、ニキビ跡への効果ですが、所謂”アバタ”は、消えてなくなることは難しいと考えています。しかし肌全体にハリが出ますと、浅く(薄く)なることは認められます。美白になれば更に目立たなくなります。この場合アバタ部だけでなく、広い範囲に金の糸を入れた方が良いでしょう。

補足
今回自験例で術前術後の組織像を得る事が出来ました。そこで見られた主な所見は
@毛細血管数の増加
Aマクロファージの集積
B皮脂腺数の減少

等です。その他にも幾つかの細かい所見がありますが、皮脂腺に関しては、私の予想と違い”数の減少”が得られたのは興味深い処です。私は皮脂腺活動量の増加・減少が起きていると考えていましたが、少なくとも組織所見では数そのものが減っていました。これは今まで、発表されている金の糸関係の論文には無い所見(@Aは既に発表されています) ニキビが減る一因として、皮脂線数の減少が挙げられるかもしれません。
10、施術前に注意・準備することはありますか?
  答え:1週間前からお酒を控えた方が無難です(静脈麻酔の効き具合に関係します)。前日は充分な睡眠をとって下さい。当日、朝食は控えて頂きます。常用薬は基本的に服用してかまいません。帰宅の際、帽子、スカーフがあると便利です。
11、以前ヒアルロン酸、コラーゲンを注射しましたが、金の糸は出来ますか?
  答え:はい、可能です。しかし注射した時期からあまり時間が経っていないと御本人の顔の正当な評価が出来ない可能性が出てきます。注射してから3ヶ月以上経ってからの方が無難と思います。
12、仕事の休みが数日しか取れないのですが・・・
 答え:金の糸を多くしなければ(ロシア式)腫れは少なくて済みます。また肌の若返りは光線・高周波治療やケミカルピーリングなどでも可能です。余程の重労働でない限り仕事などが腫れ・内出血の引き具合の妨げになることはほとんどありません。多くの方は見た目の問題で休みをとっています。解決策の一つとして金の糸を2回に分けて入れることも可能です。こうすれば腫れ等はずっと少なくで済みますが、2度行うというわずらわしさが出てきます。金の糸を入れた時の大凡の社会復帰日(親しい人からは何らかの指摘を受けると思いますが)は以下の通りです。
  年齢          ロシア式        ライトバージョン      フルバージョン  
  〜35歳 3日目 5〜7日目 7〜10日目
36〜45歳 4日目 7〜9日目 9〜14日目
45〜59歳   5〜6日目 7〜12日目  10〜20日目
  60歳〜   5〜6日目 7〜14日目  14〜28日目
13、ほとんど腫れない金の糸美容術もあると聞きましたが・・・・・・
 
答え:はい、金線量を抑えれば腫れは少なく済みます。また私の行うフルバージョンでも腫れを押さえるやり方は出来ます。例えば質問12の答も解決策の一つです。それ以外に金の糸を深い部位に入れたり、用いる針と糸を極力細いものを選べば、腫れ・内出血等はかなり抑えられるでしょう。また脂肪層に埋入すれば内出血はかなり抑えられます。しかし深くなるほど効果はなくなることは既に述べました。一般に肌が薄いほど腫れ・内出血は目立ちます。また年齢が上がると創傷治癒が遅くなるのは自然な事です。それでも自験例を重ねるとフルバージョンでもたまに腫れ・内出血が極端に少なく済む方を見ます。自分の行ったことに特別なことはありませんので、腫れにくい肌の人と捉えています。反対に通常より強く出る方もいました。このように腫れや内出血は、施術操作だけでなく受ける方の要素も少しは関わってきます。ダウンタイムを短くする事はとても重要と思っていますが、その一方で「糸を埋入する際に傷ついた組織が修復する過程で作られるコラーゲンも、良い結果を生むための重要な要素」と考えています。ですからある程度の腫れ・内出血(出血すると始めに血小板が集まり、血小板は更に種々の細胞を導き最終的にコラーゲンを形成する)も必要なものと捉えています(フルバージョンの経過参照)。実際私自身の手に細い針・吸収糸と現在の使用しているものとの比較テストをしたことがありますが、短期結果は予想通り後者(現在の材料)が勝さっていました。長期結果(1年以降)は同じかもしれませんが、短期結果の重要性も認識しています。金の糸美容術を受けられる方の多くが、術前には「徐々の変化の方がかえって自然で良い」と言われます。しかし受けた後は「一日でも早く効果を実感したい」と思うものです。わずか1ヵ月で変わるようものなら自分から進んで周囲の人に評価してほしいと願う方もいらっしゃいました。私はその思いも十分理解できますので、数ヶ月の効果も症例写真のように得ていただきたいと思い、現在の方法を選択しています。もし「1年後に良くなればそれで十分」と考える方がいましたら、ダウンタイムを極力抑えた方法を提供いたします
  14、金の糸美容術に否定的な意見も聞きますが・・・ 
答え:確かに「金の糸美容術は効果ない、リスキーだ、怪しい、胡散臭い」という言葉を今までに耳にしたことがあります。この理由として以下が考えられます。
  @十分に理解せずに"憶測"で発言する。
  A症例写真で殆ど変化のないものが時に見られる。それを見て「効果ない」と判断する。
  B金の糸美容術の機序の説明で学術的に誤りがある。
  C金の糸美容術の説明で過剰な効果を謳っている。
  D金の糸美容術の効果の説明で表現に誤りがある。
  E症例写真で別治療のものをあたかも金の糸症例として紹介している。
  FCT,MRIなどの医学的精密検査の妨げとなると考えている。


@Aに関して
様々な発言の中でも特に医師の言葉は重みを持ちますので、それなりの根拠が必要と思いますが、大抵は根拠に乏しく説得力のあるご意見は聞けません。なんとなく"憶測"で話しているに過ぎないといった印象を受けます。安全性に関しても、
"異物"という一言で否定してしまう医師もいらっしゃいますが、これは勉強不足です(質疑35)。私は金の糸美容術を始めるに当たって色々な科の医師に意見を聞きましたが、否定する人はいませんでした。特に金を治療材料として用いることの多い内科医は肯定的でした。現在否定的立場に立つ医師は美容外科の先生が殆どです。効果に乏しい結果の金の糸美容術症例写真を見て、あるいは実際目にして否定的な意見を述べる事には正当性がありますが、それは金の糸美容術自体の問題ではなく、手術内容に原因があるように思えます。(質疑15参照。また批判を覚悟で申し上げることになりますが、金の糸を始めた当初の私の手術内容も、今と比較すればやはり劣っていた事は否めません)。目的や適応を明確にし正しい手技を用いれば、多くの場合効果を得られることを私は経験してきました。

BCDに関して

@A以外でこの術式が誤解を生む理由は、「究極・最終形」などと形容され、「シワ・たるみが著しく良くなる」とか「シミが消える、1年でタルミが解消する」など無理な改善を求めたり、それを宣伝で謳ったり(過剰な言葉)するからと思います
金の糸美容術はそのような効果は期待できませんし、究極でも最終形でもないと思います。このような表現は個人の感想レベルでは許されても、宣伝としてはあまりに過剰と感じます。金の糸美容術を良い治療法として捉えている私ですが、何でもかんでも金の糸で解決する事など有り得ません。また、よく「10−15歳若返る」と説明がありますが、これも誤解を生む一因でしょう。私は「約5-10年間効果が続くと言われていますが、その間にどれだけ肌が若返るかは個人差があります。10年間で5歳肌が若返る人もいれば5年間で7−8歳若返る方もいるでしょう。また肌が良くなったからと言って、即、見た目が若返る訳ではありません。見た目は顔の肌以外に、顔・首以外の露出した皮膚の状態(腕や手など)・声・髪型・体型・服装・言葉遣い・振る舞いなど様々な要素が関わって総合的に判断されるからです。40歳の方が様々な手段を尽くしても(特殊メークを除き)25歳に見える顔を手に入れるのは厳しいでしょう。」と説明しています。10−15歳若返って10年続く・・・40歳で受けたらいつまでに15歳若返るのか?本当に1年でタルミが解消するのか?シミがなくなるのか?あるいは35歳の方が20歳に、あるいは 40歳が25歳になるのか???など、かなり無理があるように思います。また時々”金の糸リフト”とか”ゴールデンリフト”など、”リフト”を付けて命名している施設がありますが、これも誤解を生むものと思います。金の糸美容術は金線と吸収糸を留置するだけの手術ですので物理的に引っ張る力は生じません。何故医療機関がこのような名を付けるか、疑問です。もし金の糸美容術で実際に引っ張っているのならそれこそ”画期的”な技術と言えると思います。

Eに関して
更に、全く別の治療を行ったのにもかかわらず、あたかも金の糸美容術で得た結果として説明していることが一部で見られることなどは大問題と思っています。明らかに医薬事法違反です。

Fに関して 

骨折に用いる金属や歯に詰める銀や金はCT検査の場合、ハレーションといって光が散乱され、精密検査の目的を達せられない事はしばしば遭遇しますが、金の糸はかなり小さい固型金属なのでその影響は極軽微です。実際フルバージョン後、頭頚部のCT検査を受けた方が複数いますが検査の妨げにはなりませんでした。またMRIでは金の糸が写ることもありませんでした。MRIにおいては金の糸が熱を帯びると考えている方たちがいます。上眼瞼に"金の板"(5×12×1mm  1-1,2g)を入れた症例50例のMRI検査における報告(2003,Saha.Sら)がありますが、検査の妨げや熱上昇は認めなかったと結果でした。A〜Eの理由から金の糸美容術に対して否定的意見があるのも致し方ないと思うところもあります。だからゆえ私は当サイトの中で金の糸美容術に対する理念を掲げて実践しています。
15、以前他施設で金の糸美容術を受けました。いわゆるロシア式です。更に金の糸をたすことは出来ますか?
  答え:はい、出来ます。当院ではそのような方が時々来院されます。金の糸が入っていない部位に足される方もいれば、既に入っている部位に重ねて入れる方もいます。特に後者における追加手術でわかることは、金の糸が入っている部位は、当然ですが真皮の厚さが増しているという事です。これは針を進める時の抵抗でわかります。ただ時々、金の糸が入っているのにもかかわらず、金の糸が入っていない皮膚と差ほど変わらない方がいます。おそらくは初回金の糸施術時、深くに入れすぎた(脂肪層内)か、量が少ないかと考えています。このような場合、やはり効果に乏しく(だからこそ追加となった訳ですが)残念な結果となっていることが殆どです。金の糸美容術の効果を得るためには様々な要素が関与していますが、金の糸の量や線の方向だけでなく、金の糸の入る深さもとても重要とわかります。時々「短時間で手術が終わる」との説明を耳にします。ロシア式でも適切な深さに入れようとすれば、皮膚の厚さは同じ固体でも部位によって異なるため、それなりに時間がかかります。私は金線量が少ないロシア式だからこそ余計に、埋入部位・深さに気を遣います。わずかな時間で済ますことが出来る術者は相当腕が良いのだろうと、敬意を覚えます。
【術中】
16、術中痛くはないですか?
  答え:痛みはほとんどありません。静脈麻酔を併用するので「ウトウト」とした状態で受けて頂きます。大抵手術の途中で目が
醒めます。時々「ものすごく痛いんでしょ?」と聞かれる事があります。おそらくは静脈麻酔が不十分だったと考えられます。当院はそのような事が無いよう注意しています。
17、麻酔が効きにくい体質なのですが・・・・
  答え:確かに麻酔の効きやすさに個人差はあります。しかし、効きにくい方は麻酔の量を若干多めにして行いますので、やはり痛みは殆どありません。ただ多く使った分だけ術後休んで頂く時間が長くなる(3時間)ことがあります。
18、非常に痛みに弱いのですが・・・・・
  答え:質問15,16にも述べたことですが、十分麻酔を効かせて行いますので心配要りません。私自身がかなりの痛がりなので痛み対策には念を入れています。例えば点滴をする際にも痛みが少ないよう注意しています。
19、時間はどのくらいですか?
  答え:フルバージョンの場合、顔・首で約1時間30分です。術後は2時間ほど休んでいただきます。
20、何故吸収糸も入れるのですか?
  答え:理由は2つです。1つは金の糸だけですと非常に細いものですから微妙に動き、術後皮膚から一部ひげの様に顔を出すことがあるからです。これを防ぐため、吸収糸を一緒に入れ金の糸が動くにくくなるようにさせます。しかしこの理由は微々たる物です。2つ目(こちらの要素の方がずっと大きいのですが)は、初期の段階でコラーゲンがより多く作られるように、異物である吸収糸を加えます。自験例組織像を見る限り、マクロファージの集簇、コラーゲン形成は金の糸より吸収糸周囲の方が多く認められます。これは同時に同じ吸収糸を入れるのならあまりに細い物はその目的を達成しづらいことも示唆しています。ただ長い時間は必要無く、後に感染が起きぬよう2、3ヶ月で溶ける糸を使います。(質疑13後半参照)
21、入院は必要ですか?
  答え:いいえ、必要ありません。クリニックに来院されてから出られるまで約5-6時間です。うち2時間は術後の安静時間です。
【術後】
22腫れは起きますか?(質疑12参照)
  答え:はい、全例に認めます。腫れだけでなく、内出血も起こります。腫れ・内出血の程度は、埋入部位や深さ、金線量、受けられる方の体質によって異なります(質問13参照)が、いわゆるロシア式なら3日あれば十分社会復帰可能です。一方、当院のライトバージョン5日以上、フルバージョンは7日以上かかります。何に重点を置くか?で術式は異なってきます。腫れ・内出血を最小限に留めるなら、ロシア式がお勧めです。ただその効果は6−8m入れるより劣ります。金の糸美容術効果を最大限求めるならフルバージョンがお勧めですが、腫れが引くまでにかなり時間を要します。
23、術後痛みはありませんか?
  答え:術後間もなくは、むしろ麻酔の影響で感覚が鈍くなっていますので痛みはありません。麻酔が切れるのは夜になってからですが、今まで痛みに苦渋された方はいませんでした。術後数日は大きく口を開けたり、肌を押さえたりすると痛みがでますが日常生活に大きな支障はありません。しかし医学に”絶対”はありません。痛み以外にも万が一に備えて、当施設は24時間対応が出来る態勢でおりますのでご安心下さい。大まかな痛みは数日でなくなりますが、1ヶ月くらいは時々チクチクとした痛みがあります。この原因は中で切れた金の糸の端が皮膚を刺激しているためと思っています。また2〜3週間すると痒みが出る人もいます。痛みが軽くなると痒みとして残ることもありますが、その他に皮膚の血流が良くなったためと考えています。いずれにせよこの痒みも自然に消失します。
24、通院は必要ですか?
  答え:可能なら、翌日または2日目に診させて頂きます。ただ都合で来院出来ない方は電話で話を聞かせて頂くこともあります。可能なら経過として1ヶ月目、3ヶ月目、半年、1年目に見せていただきます。
25、日常生活の注意点はありますか?
答え:基本的には、「数日はおとなしく」過ごして頂きます。食事は香辛料の強いもの、歯ごたえのよいものは避けましょう。お風呂は3日目から入れますが、シャワーは当日から可能です。その細かい点は、個々の状態に応じて一覧表を作りお渡ししています。フェザーリフトなどではしばらく開口制限が強いられますが、金の糸の場合はそのような制限はありません。喫煙は出来る限り控えた方が良いと思います。韓国で金の糸美容術を数多く行っている医師(500例以上)によれば、喫煙は金の糸美容術の効果を大きく妨げる(10〜20%位の効果に留まる)とのことですが、私の経験ではその医師が言うほど大きく妨げるようなことは無いように感じます。しかし一般論からすれば、金の糸美容術の有無に拘わらず喫煙は肌には良くない(というか身体に良くない)ので控えた方が無難です。「辞めた方がいいですか?」と聞かれれば「辞めた方が良い」と答えるのは極自然な問答です。ただ喫煙しても何らかの効果が得られることが金の糸美容術の長所ともいえると思います。

追加:喫煙に関する事項
2006年2月アメリカのUlloaらが、「ニコチンは人体に備わっている抗炎症メカニズムの力を引き出す」という発表(於London)を行ないました。マクロファージの機能を低下させる理由も合わせて説明しています。金の糸美容術では特に初期においては、極軽度の炎症が起き、その結果コラーゲンの増生、血流量の増加に伴う新陳代謝の向上が起こります。ニコチンが体内に入ってきますと先の理由で金の糸美容術の効果が低下する事が考えられます。吸収糸が存在する最初の3ヶ月は特に影響が出やすいと思います。以上のことから、少なくとも最初の3ヶ月は喫煙を控えるか、本数を減らすことを御勧めします。
金の糸の効果に関与する要素は、大きく2つあります。
一つは手術内容です。これには@金線量 Aデザイン B深さ が関係しますが術者側の問題です。もう一つは、受けられた方の要素です。金の糸は個人の免疫を利用して皮膚の細胞を活性化するものですから、身体の抵抗力が落ちると金の糸の効果も劣るといえるでしょう。身体の抵抗力は人それぞれですが、一般には高齢になると当然の事ながら下がってきます。しかしタイムマシンがないので過去に戻って金の糸を行うことは出来ません。免疫能は、年齢以外に色々な事で左右されます。疲れやストレス(精神的・肉体的)でも容易に低下します。ですから、金の糸の効果を高めるためには、ストレスの少ない生活をする事が大切です。次に上げる12か条はがんにかからないための注意点でかつて勤務していました国立がんセンターが作成したものです。これは金の糸の有無に関わらず、健康に過ごすこと、それによって肌への悪影響を避ける事が出来ると思いますので、是非参考にして頂きたいと思います。

国立がんセンター がんにならないための12か条

1. バランスのとれた栄養をとる                                  −いろどり豊かな食卓にして−
2. 毎日、変化のある食生活を                                   −ワンパターンではありませんか?−
3. 食べすぎをさけ、脂肪はひかえめに                          −おいしい物も適量に−
4. お酒はほどほどに                                         −健康的に楽しみましょう−
5. たばこは吸わないように                                        −特に、新しく吸いはじめない−
6. 食べものから適量のビタミンと繊維質のものを多くとる       −緑黄色野菜をたっぷりと−
7. 塩辛いものは少なめに、あまり熱いものはさましてから       −胃や食道をいたわって−
8. 焦げた部分はさける                                              −突然変異を引きおこします−
9. かびの生えたものに注意                                        −食べる前にチェックして−
10.日光に当たりすぎない                                            −太陽はいたずら者です−
11.適度にスポーツをする                                             −いい汗、流しましょう−
12.体を清潔に                                                             −さわやかな気分で−

更に私の提案として
13. 夜更かしは避けましょう。
14. 顔や見た目だけでなく、トータルとしての綺麗さを目指しましょう。
15. 悩み事は溜め込まないようにしましょう。(誰かに話すだけでも少し気が晴れることはしばしば経験します)
16. よく笑いましょう。(笑いは免疫能を高めます)

26、お化粧はいつから可能ですか?
 答え:術後2、3日目(翌日を1日目とします)から可能です。
27、効果はどのくらいで出てきますか?
  答え:早い方で1ヶ月、平均3-4ヶ月で自覚できます。人によっては半年かかる事もあります。初めは微妙な変化です。ですから術後毎日鏡を見ていると変化に気付きにくい方も少なくありませんBefore&After 症例1参照)。この場合、術前の写真と見比べたり、久しぶりに友人などに会い変化を指摘され効果を自覚できます。また肌の状態が元々良いと効果を実感しにくいでしょう。肌に点数が付けられるとして、元が80点の肌が90点になったとしても変化は小さく、40−50点の肌が70点になった場合、変化が大きいからです。一般には、キメ・ハリ・ツヤなどの変化から始まり、次いで小ジワの改善、たるみの改善が順序出てきます。
28、何故効果が5〜10年で切れるのですか?
  答え:非常に難しい質問です。私もよく分かりません。ロシア医師にも聞きそびれました。当時は限りある事を当然と思い、むしろ「10年も効果が続くのですか。すごいですね。」といった認識でいました。推測の範囲で申し上げるならば「長期にわたって生じたコラーゲン等が最終的には金の糸を包み込み、金の糸が異物と認識されない状態になる。」のでは?と考えています。金にはコラーゲン分解抑制能がありますので、周囲のコラーゲンが長年にわたって層状となり、10年前後で金の糸を包んでしまう可能性はあると思うのですが、自信を持ってお答えできません。また高齢者に於いては、免疫能が低下しマクロファージ等の活動量も低下する、あるいは線維芽細胞活性の生理的低下が金の糸の効果を上回るなどの事象も、関与しているのかも知れません。
29、何か特別な手入れは必要ですか?(質疑25参照)
  答え:いいえ、特別なものは必要ありません。金の糸美容術自体が肌の手入れそのものだからです。ただ全く何もしないより何らかの手入れを加えた方が効果が良いという印象を受けます。ですから今までに行ってきたことがあるなら続けた方が良いと思います。また金の糸美容術に関係なく、紫外線は肌に大敵なので紫外線カットをしっかり行うことはとても大事です。
30、傷跡は残りますか?
 答え:いいえ。金の糸美容術は切る治療ではありませんので、傷跡は残りません。金の糸を埋入する際、医療用の針を用いますが針跡は数日〜1週間で消えてしまいます。たまに針跡が数箇所ニキビ様に紅くなることがあります。この場合ニキビの治癒経過と同様の経過をたどります。
31、たまに金の糸が出てくると聞きましたが・・・
  答え:その通りです。たまにヒゲのように1mmくらい出てくることがあります。私の経験では約30%の率で、3,4ヶ所に金の糸が顔を出しました。時期は1〜3ヶ月です。見た目にはわかりづらく、お化粧や洗顔等で触って初めて気付くほど目立たないものですが、放って置いても引っ込むことは中々ありませんので、ご自身で小さなハサミなどでカットして頂いています。
32、金の糸美容術後、光線治療(レーザーやIPLなど)を受けても大丈夫ですか?
  答え:IPLのみとか、Laserのみなら大丈夫でしょう。当施設でも光線治療を受ける方がいらっしゃいますが、問題ありません。私も当初、光線を当てたことによる熱がより強く発生する可能性を危惧し、弱めのパワーで光を当てていました。しかし現在、自設では通常と変わらない設定で行っています。ただ他施設で受けられる場合は、特に高出力の器械では初めは弱めの設定が無難でしょう。最近は高周波電流を用いた治療(サーマクールなど)も多施設で行なわれています。皮膚温が60度以上になるこの治療に関しては私も経験がありませんので、充分注意が必要と思います。

照射済み機器        ・フォトフェイシャル   ・Gentle LASE(アレキサンドライト) ・Qスイッチルビーレーザー
 (含他院照射)       ・クールタッチ      ・オーロラ  ・QスイッチYAGレーザー
                (問題は起きていませんが、初めは通常より低出力で行うことを御勧めします)
未確認レーザー機器    ・Nd:YAGレーザー    ・ダイオードレーザー  ・パルスルビーレーザー  
                 ・炭酸ガスレーザー    ・ダイレーザー     ・ウルトラパルスレーザー  ・フラクセル
未確認機器         ・サーマクール ・ポラリス
33、レントゲン写真、CT検査MRI検査に写ると聞きましたが・・・・(質疑14F参照)
  答え:はい、レントゲン・CT には写ります。ただ撮影条件によっては写りにくい事もあります。また自験例ではCT検査(5例)にも写りましたが、CT検査の目的(深部の精査)を妨げることはありませんでした。 MRI検査で金属(骨折治療など)が熱を帯びることがあると言われています。金の糸が熱を帯びる可能性も理論上ありえますが、2003年の論文Saha.Sら)金が熱を帯びる事は認められなかったという報告が有ります。自験例でもMRI検査を受けた方が4名いますが、熱を帯び、顔・首が熱くなるようなことはありませんでした。また金の糸が写る事も無く画像が乱れるようなことはありませんでした。金の糸を入れたことにより、医療行為(治療や検査)をはじめ何らかの制限が生じる事を不安に思う方はかなりいらっしゃると思いますが、調べた限りではまた私が考えうる範囲では、不都合が生じるような事態は殆どないと言えそうです。(実にあやふやで不確実な言い方になってしまい、答えになっていないと言われてしまいますが、”絶対”とか”必ず”という言葉は余程の事が無いと使えません。後述懸念事項B参照)
34、何か体に悪影響はありませんか?
 
 答え:
いいえ、ありません。時に、金属だから、異物だからという理由のみで危険と安易に判断されることがありますが、これは勉強不足です。ナイロン糸は異物そのものですが、もっとも多く使われる医療材料の一つです。特に真皮縫合と言って真皮の深さに用いることは殆どの皮膚縫合で行われています。これが異物を理由に行われなくなるのは考えにくいことです。骨折にはかつてはステンレス、現在ではチタンを使っています。金属は全て有害と言うがいますが、自分が骨折になりプレート固定を必要とした時、何と言うでしょうか?その人には「金属は有害だから治りが悪くてもギブスにしてくれ」と言ってくれる事を期待します。金に於いては確かに、リウマチなどに使う金製剤(金塩として注射や飲み薬で使われています)は量が多いと、食欲不振、吐き気、下痢、口の渇き、肝・腎・肺障害などがおきることがあります。これは金に結合した”塩”が各臓器に影響を与えるからです。一方金の糸美容術は金線ですので、全身に金が移行することはありません。固型金を用いた他の治療では、顔面神経麻痺で目が閉じにくい方の上まぶたに金板をおもりとして入れる治療が代表的です。金板の重さは1.2-1,4gです。今まで全身への影響はありません(2001Harrisberg BP)。金の糸美容術で用いる金線は6.5メートル/gです。私の方法だと顔・首で0.8-1.3gになり、上まぶたに入れる金板と大差ない量です。ちなみにフランスの女優カトリーヌ・ドヌーブは全身に金の糸を100メートル入れていると言われています。ここまで極端な例は他に知りませんが、ロシアでは腹部や背中など広範囲に入れることもめずらしくありません。
質問33の答えと重複することになりますが・・・
当院にカウンセリングを受けにこられた方の多くが「将来の不安」を抱いて質問されますが、少なくとも顔が変な形になるとか、金の糸が浮いてくるとか、透けて見えるとか、表情がこわばるなどのような心配事は起き得ません。このようなおよそ非科学的な心配事は全く根拠のない憶測を耳にしての事と思いますが、一つ一つ納得できるようお答えしています。
現時点での懸念事項
1 合併症(感染)
金の糸美容術に限ることではなく、あらゆる手術に付きまとう問題です。自験例では、約340例中28例に「おでき」のような症状が出ました。この原因は金の糸そのものではなく同時に埋入する吸収糸に菌がついたためと考えています。感染例28例のうち15例は吸収糸のみ抜去(自己抜去4例、クリニックでの処置11例)、5例は抗生剤内服で改善しました。残りの8例は自然に治癒しました。元々皮脂分泌の多い症例に起きていますので、最近ではそのような症例には予防的に抗生剤を少し長めに(4週間)服用いただくことも行っています。
2 ダウンタイム(右図:皮膚の凸)
私は、「金の糸美容術では傷が治る過程で作られるコラーゲンも重要」と考えていますので、腫れや内出血もある程度やむを得ないと思っています。フルバージョンでも 腫れは7日ぐらいでかなり引けますし、内出血はある程度化粧でカバーできます。私が、そして私だけでなく受けられた方が一番懸念しているのは皮膚の凸です。 皮膚の薄い部分に埋入すると、しばらく皮膚の一部が凸状になることが高率に認められます。 これは一緒に入れる吸収糸が水分を吸ってふくらむことが原因です(吸収糸の重要性は既に説明いたしております。皮膚が厚い場合や ハリが保たれているところでは、凸はおきにくいですが、シワに一致させて金の糸を入れますと、 シワの部分は他より皮膚が薄くなっており、皮膚の凸が生じてしまいます。この凸は大抵2〜4週で消えます。これを未然に防ぐには金の糸を深い部分に埋入すれば、あるいは吸収糸を用いなければ解決出来ますが、 その分効果が劣る可能性が出てきます(質疑15参照)。また吸収糸を細くすれば凸を軽減することも可能で、実際、より細い吸収糸で自身に試した事がありますが、やや効果が劣ると言った短期結果でした。


首や目周囲の皮膚は薄いので、吸収糸が水分を吸うと上図の様に凸が生じます。吸収糸を入れなければ殆んど凸は起きせんが、短期における改善度は小さくなります。しかし一年後の改善度は同じかも知れませんので、待てる方には金線のみの埋入が良いかも知れません。
3 放射線治療
 金の糸とは全く関係なく首や顔に、喉頭がんや舌がん、上顎がんなどの悪性腫瘍が生じることがあります(これらを頭頸部がんといい、全癌の数パーセントを占めます)。頭頸部がんの多くは放射線治療も有効で、特に初期においては手術と同等の成績を得ることが出来ます。金の糸美容術を受けられた方全て、頭頸部がんに罹患しないと言い切ることは出来ません(金の糸にはナチュラルキラー細胞免疫細胞の一つを活性化する作用があり、理論上むしろ癌にかかりにくいかも知れません。また欧州では金をがん治療に用いている1993、Choy Dら》施設もあるくらいです)。金の糸が入った状態で放射線治療を受けますと、金線が熱を皮膚が網目状に赤くなる可能性があります。この時、治療医が金の糸の存在を知らないと網目を不思議に思い、治療をやめてしまう可能性が出てきます。逆に金の糸の存在を知っていれば合点が得られます。
もし頭頸部がんに罹患したら、過去に金の糸美容術を受けたことを必ず申告して下さい。
どくなりますが金の糸美容術はがんの原因にはなりえません
  4 皮脂分泌過多
   金の糸を入れた後、皮脂分泌が増すことはしばしば認められます。人によっては10年ぶりにニキビが出たと聞かされます。海外のサイトを見ますと、金には皮脂腺の活動を正常化する作用があると書いてありますが、実際に乾燥肌の人は増えますし油肌の方は徐々に減っていきますので、私もこの正常化作用を支持しています。皮脂分泌が増加した場合は3ヶ月くらいで治まるのが通常ですが、半年経っても皮脂が減らない人が1人いらっしゃいます。この場合術後1ヶ月間、皮脂分泌が非常に強かった(お化粧が出来ないくらい)経緯がありました。現在投薬で経過観察中ですが、もし皮脂分泌が非常に強い初期経過をたどったなら、それに応じて早期投薬も一案と考えています。 
    
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